小川洋子「原稿零枚日記」を読んで

好きな作家の新刊なので買って読むかと思ってたのですが まだ暑い頃 図書館に寄ったついでに借りる予約をしました。私と同じように好きな人が既に予約していて10人待ちでした。普通はそんなに待てないのですが その時は暑さのせいかゆっくり待とうと思いました。二週間前に漸く回ってきて 今日期限日で返しました。

彼女の作品は2種類あって一つは登場人物は変わっていますが 純粋で不思議なのにとても挽きつけられます。
他方は 少々気持ち悪系で不思議さを持っています。わたしは前者が好きなのです。
今回の「零枚日記」は後者に入るけれど かなり面白かったです。
小川洋子さんは 何かの材料から 物語をどんどん紡いで行くなといつも思います。だからどこまで本当なのかなと思うのです。
この本で 面白い言葉、例えば 「苔料理フルコース」「あらすじ係り」と言う職業、「なんとか荒らし」これはその資格なしに何かの会場やイベントに紛れ込むプロ、次は作り物でしょう「ドウケツエビの宇宙」というトランペットの曲、「素寒貧な心の会」
日記風のお互い関連をもつ面白い短編集のようでした。

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